続基礎英語の思い出

NHKのラジオ講座で紹介された練習方法で、ひとつだけ覚えているのが、続基礎英語でのもの。


ものすごいスピード(その時はそう感じました)で、ひとつの文章の主語を入れ替えたり、疑問文に転換したり、またそれに答えたりを行っていきます。どうやったらそうなるのかが未だに分からないけれども、最後は、最初に始まった文章に戻るのです。


いつも途中でついていけなくなりました。
英語の表現力を増やす方法は、こうした野球のノックのような方式が、一番単純だけど効果があるのかなと、今でも思っています。


今では、大学の講義でもこの考え方を取り入れています。


まずひとつ文章を選びます。何でも良いのです。例えば"I am a student."。
まずこの文の主語を変化させます。なるべく早く。例えば"He is a student."、"You are a student."、"You are students."、"We are students."、They are students."と。


次に、最初の文を否定文に。そして主語を入れ替える。これが終わると、最初の文を疑問文に。そしてこれも主語を入れ替える。


こんな具合です。これを縦横5X3のマトリックスにして、答えを書き込ませ、時間を計ります。そしてまた同じテストを繰り返す。。。この繰り返しをすると。。。
だんだん正解率が上がり、時間が短縮されます。基礎力を付けるには最良の方法のひとつと考えています。