LAX 苦い思い出

初めて着いた異国の地は、ロサンゼルス国際空港(LAX)です。

 

一通りの手続きを終えて出口を出たところで、ちょっと奇妙な格好をした若い女性が「すばらし〜い、すばらし〜い」と変な日本語で叫びながら僕の方に寄ってきました。インドのサリーのような服装をしていたような希薄な記憶があります。

 

そして手には、何やら教典のようなものが。。。

 

詳しいやり取りは全く覚えていないものの、彼女に30ドルくらいを寄付させられてような記憶があります。最初にアメリカで使ったお金は、私にとって何の意味もなく、しかも大きくて分厚くて思い本のためでした。

 

後から振り返るとだまされたのだと思うのですが、その時は何やら良い事をしたように思い、いい気分になっていたようです。

 

次の記憶は、LAXダウンタウンに向かうバスの中です。

 

窓の外に、石油掘削のためと思われる馬のような形の機械がいくつも動いていたことを、まずしいカリフォルニアの空とともに思い出します。