西澤ロイさんのセミナーに参加しました

先月の「マッパレ」勉強会でお会いした西澤ロイさんのセミナーに参加してきました。

セミナータイトルは、「本当の"リスニング上達ノウハウ"とは」~日本人みんなが誤解している英語耳の手に入れ方~でした。

初めの方は、ロイさん自身の英語学習歴のような話でした。
留学で南部なまりにどっぷり使ったところから、「英語発音の基礎を押さえる」「音の変化のルール」を押さえるというリスニングの原則を導き出したという下りには、多くの示唆を感じました。習うにしても、教えるにしても、原理原則、ルールを知っているかどうかで効率が違ってきますから。

「発音できないと聞き取れない」は、私も最近重要だと思っていることなので、興味深く聴きました。日本の英語教育で一番足りないのは、この部分だと改めて感じた次第です。

西洋人は、バイオリンも、尺八も、虫の鳴き声も、右脳で聴いており、日本人は、左脳で聴いているというのは、初めての情報でした。鶏の声をきいて「コケコッコー」と聞こえてしまうのは、左脳で、右脳で聴くと、その音に近い「あっああ~あ~」的に聞こえるとのこと。英語の音に対しては、日本語のフィルターを掛けずに(つまり、近い音に置き換えて聴く)のではなく、その音も音として捉えるという訓練が必要という趣旨の説明と受取りましたが、ここの克服には、自分自身ももっと取り組まなければならないなとの思いを深くしました。

最後に思ったこと。
初心忘るべからず。英語は基礎練習だ!
ディクテーションの練習、高校時代以来再開しようかと。

その他にも、名言、名アドバイス満載、「マッパレ」の晴山陽一先生ともお話でき、成田万寿美先生の著書にサインを頂いたりの充実した2時間余でした。

ロイさん、ありがとう。
間違って解釈したところがあったら、訂正して下さい!