金融も広うござんす

週末を迎えようとしていた金曜日、あるところから貿易関係の資料の翻訳の依頼がありました。
輸入に関わる信用状(Letter of credit)に関わる者なのですが、銀行員時代に、ほとんどこの
種の仕事に関わったことのない私には、埒外の分野です。

金融に関しても、多くの誤解があると思いますが、大きなところでも銀行、証券、保険の業務は大きく違いますし、銀行業務の中でも、貿易関連(外為)というのは、割と専門家を養成する必要があるくらい少し異質の分野。為替やマネーのトレーディング業務等も、銀行にいて一回もタッチしたことのない人々の方が多いと思います。

これに、デリバティブ等が加わり、銀行がやっている証券業務(カストディアン等)まで入れると、本当に幅広い。保険も、生保と損保があり、証券も。。。

誰かが行っていたが、スポーツのことを考えると分かる。相撲の横綱が、いくら優れたアスリートであっても、プロ野球でそのまま通用はしないし、サッカーや水泳ですぐチャンピオンになれる訳ではない。

通訳や翻訳という業務は、これらを一緒くたに引き受ける場合があるから、相撲が得意なのに、今日はサッカー、あすは水泳、そして次の日はマラソンと。。。こんな感じなので、使う方の理解も十分無いと、パフォーマンスは上がりません。