日本に来る職業人で、最も早く日本語が上手くなる人たちとは?

「海外から日本に来る職業人で、最も早く日本語が上手くなる人たちとは、どんな人たちでしょう?」という質問を、時々してみます。あまりすぐに、私が用意した答えに思い当たる人はいないようです。

 

私の答えは「相撲取り」なのです。 引退した曙、武蔵丸、小錦、朝青龍、現役横綱白鵬、把瑠都なんかは、本当に上手です。かれらは、相撲の稽古はもちろん、ちゃんこ番から上位力士の付き人まで、すべてのことを日本語漬けの日々の中で過ごしていきます。こういう環境を語学の世界では、「イマージョン」というらしいです。

 

このあたりの事情を、実におもしろく紹介した著作が、宮崎里司さんという早稲田の先生か書かれた本です。英語を学ぶ人たちにも、参考になる部分が多いと思います。

 

ついでに申し上げると、IT系のインドの人たちも、上手な人が多いように感じます。